サーバー代0円から始めるWordPressブログ|ローカル環境からCloudflare Pages公開まで

サーバー代0円から始めるWordPressブログとCloudflare Pages公開のイメージ
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前の記事では、私が無料ブログからWordPressへ移行し、最終的にWordPressを静的化して公開する方法にたどり着いた経緯を紹介しました。
ここからは、その経験をもとに、Inside GandMで実際に作っていくブログ環境の全体像を紹介します。

目指すのは、
自分のパソコンでWordPressを使って記事を書き、完成したサイトを静的化してCloudflare Pagesから公開する
という構成です。
パソコンとインターネット環境がすでにあれば、独自ドメインを取得するまでは追加費用をかけずに試せます。

この記事では、これから何をするのかを順番に確認し、実際の作業は各ステップの詳細記事で進めていきます。


このシリーズで作るブログの全体像

Inside GandMでは、おおむね次の順番でブログを作っていきます。

  1. 無料ブログで記事作成を試す(任意)
  2. 生成AIと作業する準備をする
  3. パソコンにWordPressを構築する
  4. WordPressでブログを作る
  5. 完成したサイトを静的化する
  6. Cloudflare Pagesで公開する
  7. 表示速度などを確認・改善する
  8. 継続できそうなら独自ドメインを取得する

一般的なWordPressブログではレンタルサーバーを契約してWordPress自体をインターネット上で動かします。
今回の方法では、WordPressは自分のパソコン上だけで動かし、公開するときは完成した静的ファイルだけをインターネットへ送ります。

この仕組みについては、実際の作業を進めながら順番に理解していけば大丈夫です。


1. まずブログを書いてみる【任意】

ブログを始めるのが初めてなら、いきなり環境構築を始める前に、無料ブログで何件か記事を書いてみる方法もあります。

確認したいのは、難しいブログ運営の知識ではありません。
自分が記事を書くことを続けられそうかどうかです。
数件書いてみて「もう少し続けてみたい」と思えたら、WordPressへ進みます。

一方、最初からWordPressで始める意思が固まっている場合は、この工程を飛ばして構いません。
無料ブログからWordPressへ記事を移す必要もなくなるので、パソコン操作に抵抗がなければ最初から次の工程へ進むのもよいでしょう。

私自身が無料ブログから始め、現在の構成へ移行した経緯については、こちらの記事で紹介しています。
副収入を目指して無料ブログからWordPress、静的化へ移行した話


2. 生成AIとブログを構築する準備をする

ここからは、WordPressの構築や静的化など、少し技術的な作業も出てきます。
Inside GandMでは、それらをすべて自分で調べて覚えるのではなく、生成AIに技術担当として手伝ってもらいながら進めます。
そのため、本格的な構築作業の前に2つだけ準備しておきます。

CLIの基本を知っておく

ブログの構築では、「CLI」と呼ばれる文字ベースの操作を使う場面があります。
初めて見ると難しそうですが、コマンドを暗記する必要はありません。

生成AIから提示されたコマンドをコピーして実行し、その結果を生成AIへ返す、という使い方が中心です。
まずはこちらの記事で、CLIが何なのかと基本的な使い方を確認しておきます。
ブログ構築で使うCLIとは?生成AIと一緒に使うための基本を解説

生成AIに共通ルールを伝える

生成AIに技術的な作業を頼むと、一度に多くの操作を提示されたり、現在の環境を十分確認しないまま手順が進んだりすることがあります。
そこでInside GandMでは、作業を始める前に共通のルールを伝えます。

例えば、
操作する → 結果を返す → AIが確認する → 次へ進む
という形にしておけば、問題が起きた場所を切り分けやすくなります。

実際に使用するルールはこちらにまとめています。
生成AIをブログ構築の技術担当にする方法|最初に伝える共通ルール


3. パソコンにWordPressを構築する

準備ができたら、いよいよブログ本体を作ります。

最初に、自分のパソコン上でWordPressを動かせる環境を構築します。
このような、自分のパソコン内だけで動く環境をローカル環境と呼びます。

ローカルWordPressでも、一般的なWordPressと同じように、

  • 記事を書く
  • 画像を登録する
  • WordPressテーマを使う
  • プラグインを追加する
  • サイトのデザインを変更する

といったことができます。

まだインターネットには公開しないので、この段階ではレンタルサーバーも独自ドメインも必要ありません。
具体的な構築方法はこちらで進めます。
ローカルWordPressの構築

WordPressが動くようになったら、テーマやサイト名、メニューなどを設定し、実際に記事を書いてみます。
ここまでできれば、ブログを書くための環境そのものは完成です。


4. WordPressを静的化する

ここまでで、WordPressを使ってブログを作れる状態になりました。

一般的なWordPressでは、WordPress本体をレンタルサーバー上で動かしてサイトを公開します。
一方、Inside GandMではレンタルサーバーを使わず、Cloudflare Pagesからサイトを公開します。

そのため、WordPressで作ったページを、Cloudflare Pagesで公開できるHTMLやCSSなどの静的ファイルへ変換する必要があります。
これがWordPressの静的化です。

具体的な手順はこちらです。
WordPressの静的化

ここまで終われば、インターネットへアップロードできる完成済みのブログファイル一式ができた状態です。


5. Cloudflare Pagesでブログを公開する

次は、静的化して作ったファイルをインターネット上へ公開します。

Inside GandMでは、公開先としてCloudflare Pagesを利用します。
Cloudflare Pagesには独自ドメインを持っていなくても使えるURLが用意されるため、この時点ではドメインを購入する必要はありません。

まずはそのURLを使って実際にブログを公開し、

  • パソコンやスマートフォンで表示できるか
  • 記事や画像が正しく表示されるか
  • メニューや内部リンクが動くか
  • 公開してはいけないファイルが含まれていないか

などを確認します。

公開までの作業はこちらの記事で進めます。
Cloudflare Pagesでの公開

ここまで完了すれば、追加のサーバー費用をかけずに、自分で作ったWordPressブログをインターネット上へ公開できたことになります。


6. 公開したサイトを高速化する

ブログが表示できたら、本格公開の前に表示速度も確認しておきます。
表示が遅いと、読者が記事を読む前に離れてしまったり、SEOやアフィリエイトの成果にも影響する可能性があります。

Inside GandMでは、Lighthouseで測定しながら改善を繰り返し、最後にPageSpeed Insightsでも確認します。

高速化について詳しくなくても、
測定 → 結果をAIへ渡す → 修正する → 再測定する
という流れで進められます。

また、静的化したサイトでは完成済みのHTMLやCSSを直接修正できるため、通常のWordPressとは少し違った高速化も可能です。

詳しい進め方はこちらで紹介しています。
PageSpeed InsightsとLighthouseでサイトを高速化する|生成AIと進める改善方法


7. 続けられそうなら独自ドメインを取得する

Cloudflare Pagesで公開できたからといって、すぐに独自ドメインを取得する必要はありません。
まずは無料のURLで公開し、記事を追加しながらブログを続けられそうか確認できます。

例えば、

  • 今後も書きたい記事がある
  • サイトのテーマや名前が固まった
  • 継続して更新できそう
  • 検索エンジンから読者を集めたい
  • AdSenseやアフィリエイトで収益化したい

といった段階になったら、独自ドメインの取得を検討します。

独自ドメインには維持費がかかりますが、レンタルサーバーを使わない今回の構成なら、ブログを維持するための固定費をかなり小さくできます。

独自ドメインを設定した後は、検索エンジン向けの設定やアクセス解析、広告・アフィリエイトなど、本格的なブログ運営へ進んでいきます。


この方法で追加費用をかけずに試せる範囲

この記事でいう「無料」は、すでにパソコンとインターネット環境を持っていることを前提としています。

その場合、

  1. ローカルWordPressの構築
  2. WordPressでの記事作成
  3. 静的化
  4. Cloudflare Pagesへの公開

までは、基本的に追加費用をかけずに試せます。

一方、独自ドメイン、有料WordPressテーマ、有料プラグイン、生成AIの有料プランなどを利用する場合は別途費用がかかります。

最初からすべて揃える必要はありません。
必要性を感じたものだけ、後から追加していけば十分です。


静的WordPressが向いているサイト

WordPressを静的化して公開する方法は、記事を読んでもらうことが中心のサイトと相性が良い方法です。

例えば、

  • 個人ブログ
  • アフィリエイトブログ
  • 商品レビュー
  • 趣味や作例の紹介
  • 手順やノウハウを紹介するサイト

などです。

一方で、会員ログイン、ECサイトの在庫管理、WordPress標準のコメント機能など、アクセスした人に応じてWordPress側で処理を行うサイトには向いていません。

問い合わせフォームやサイト内検索のように、外部サービスを組み合わせることで対応できる機能もあります。
普通のWordPressをそのまま置き換えられる方法ではないという点は理解しておきましょう。


まずはローカルWordPressを作るところから

ここまでが、Inside GandMで紹介していくブログ構築のロードマップです。

まとめると、

  1. 生成AIと作業する準備をする
  2. ローカルWordPressを作る
  3. 記事やサイトを作る
  4. 静的化する
  5. Cloudflare Pagesで公開する
  6. 表示速度などを整える
  7. 継続するなら独自ドメインで本格運用する

という流れです。

すべてを最初から理解する必要はありません。
各工程で必要になったことだけを確認し、生成AIに作業を手伝ってもらいながら一つずつ進めていきます。

次の記事では、そのために知っておきたいCLIの基本から確認します。


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